2010年06月28日 (月) | 編集 |
以前、フィールドナンバーから勝手に判断して…「グルソニア属のサボテン」としてご紹介した、正体不明の棒状ウチワ…。

でも、その後…ネットでいろいろと調べてみたりしたのですが、どうもグルソニアではなさそうな気配が濃厚です。茎節のカタチが「キリンドロプンチアに見えなくもない」という当初私が抱いた印象も、あながち的外れではないようで…画像を漁っていくと、これと似たような姿をしたキリンドロプンチアがいくつも見つかります。Cylindropuntia molesta、C. caribaea、C. tetracantha(これはハイブリッドだそうですが)、C. hystrix…などなど、雰囲気的に似ているものが結構たくさん見つかります。
そこで、刺がどうなっているのか…もう一度しっかりと観察してみることにしました。"Flora of North America"の検索表によれば…キリンドロプンチアとグルソニアとを区別するポイントとして、茎節のカタチや花(果実)の特徴のほかに、刺に大きな違いがあることが挙げられています。

以前ご紹介したときには、刺の先だけが皮剥けになっているのを早合点して、グルソニアだと決めつけてしまっていたのですが…今回よ〜く見てみると、こんなふうに皮が剥けている刺が見つかりました。
傷んだ刺なんですが…折れずに刺全体を覆っている薄い皮だけが剥けている状態です。キリンドロプンチアの場合、「鞘状の表皮が刺の先だけでなく根元まで一緒に脱落する」んだそうですが…それって、ひょっとしてこういう状態のことを言ってるんでしょうか…!? これなら、我が家では松嵐(C. bigelovii)なんかでもよく見られる光景です(狭いベランダでは、鉢を移動させるたびに刺を傷めてしまうのです)。松嵐もそうですが、刺を折ろうとしてもなかなか折れずに、周りの薄皮だけがメリメリと剥がれていくんですよねぇ…。対して、武者団扇(グルソニア)なんかの刺は、ポキポキといともたやすく折れてしまいます。
…というわけで、どうやらこのサボテン…グルソニアではなく、キリンドロプンチアと考えるのが妥当なようです。ちなみに…このサボテンについては、いつもウチワ関係でいろいろと学ばせていただいているqueiitiさんのブログでも、フィールドナンバーが間違っている可能性が指摘されております。ですから…今回の結論にはワタクシ、かなり自信がありますっ♪(=^・^=)v

一見順調に育っているように見えますが…実はカイガラムシの被害がかなり深刻です。この画像も、退治した後に撮ったのに、よく見るとまだ残ってますねぇ…(-_-) すぐ隣に置いてある松嵐や武者団扇はまったく無事なのに、なぜかこのサボテンばかりが狙われています。美味しいんでしょうか…!?

手元の『百科サボテン・多肉植物』という本に載っていたC. caribaeaの写真…。今はこんなにちっこいこの子も、地植えにすればいつかこんな恐ろしげな姿になってしまうんだ…なんて思うと、とっても楽しくなります♪(=^・^=)

でも、その後…ネットでいろいろと調べてみたりしたのですが、どうもグルソニアではなさそうな気配が濃厚です。茎節のカタチが「キリンドロプンチアに見えなくもない」という当初私が抱いた印象も、あながち的外れではないようで…画像を漁っていくと、これと似たような姿をしたキリンドロプンチアがいくつも見つかります。Cylindropuntia molesta、C. caribaea、C. tetracantha(これはハイブリッドだそうですが)、C. hystrix…などなど、雰囲気的に似ているものが結構たくさん見つかります。
そこで、刺がどうなっているのか…もう一度しっかりと観察してみることにしました。"Flora of North America"の検索表によれば…キリンドロプンチアとグルソニアとを区別するポイントとして、茎節のカタチや花(果実)の特徴のほかに、刺に大きな違いがあることが挙げられています。

以前ご紹介したときには、刺の先だけが皮剥けになっているのを早合点して、グルソニアだと決めつけてしまっていたのですが…今回よ〜く見てみると、こんなふうに皮が剥けている刺が見つかりました。
傷んだ刺なんですが…折れずに刺全体を覆っている薄い皮だけが剥けている状態です。キリンドロプンチアの場合、「鞘状の表皮が刺の先だけでなく根元まで一緒に脱落する」んだそうですが…それって、ひょっとしてこういう状態のことを言ってるんでしょうか…!? これなら、我が家では松嵐(C. bigelovii)なんかでもよく見られる光景です(狭いベランダでは、鉢を移動させるたびに刺を傷めてしまうのです)。松嵐もそうですが、刺を折ろうとしてもなかなか折れずに、周りの薄皮だけがメリメリと剥がれていくんですよねぇ…。対して、武者団扇(グルソニア)なんかの刺は、ポキポキといともたやすく折れてしまいます。
…というわけで、どうやらこのサボテン…グルソニアではなく、キリンドロプンチアと考えるのが妥当なようです。ちなみに…このサボテンについては、いつもウチワ関係でいろいろと学ばせていただいているqueiitiさんのブログでも、フィールドナンバーが間違っている可能性が指摘されております。ですから…今回の結論にはワタクシ、かなり自信がありますっ♪(=^・^=)v

一見順調に育っているように見えますが…実はカイガラムシの被害がかなり深刻です。この画像も、退治した後に撮ったのに、よく見るとまだ残ってますねぇ…(-_-) すぐ隣に置いてある松嵐や武者団扇はまったく無事なのに、なぜかこのサボテンばかりが狙われています。美味しいんでしょうか…!?

手元の『百科サボテン・多肉植物』という本に載っていたC. caribaeaの写真…。今はこんなにちっこいこの子も、地植えにすればいつかこんな恐ろしげな姿になってしまうんだ…なんて思うと、とっても楽しくなります♪(=^・^=)
この記事へのコメント
この種類の同定はなかなか難しいものがありますね。
利野塚さんは、グルッソニアとみておられるようです。
いずれにしても、もう少し大きく育てば足元に背の低いマウンドを形成するグルッソニアか、背丈以上になるシリンドロかは判明することでしょう。
利野塚さんは、グルッソニアとみておられるようです。
いずれにしても、もう少し大きく育てば足元に背の低いマウンドを形成するグルッソニアか、背丈以上になるシリンドロかは判明することでしょう。
★queiitiさま
仰るとおりで…
(1)マウンド状に群生するか、低木状になるか。
(2)刺のカタチ(扁平か、そうでないか)。
(3)刺を覆う外皮(?)の特徴。
(4)茎節のカタチ。
(5)花や果実の特徴。
…の全部が出揃ってみないことには、最終的な結論は出せませんね。
今のところ…(2)(3)(4)に限って、個人的にはキリンドロプンチアに
近いかなぁ…という印象です。
仰るとおりで…
(1)マウンド状に群生するか、低木状になるか。
(2)刺のカタチ(扁平か、そうでないか)。
(3)刺を覆う外皮(?)の特徴。
(4)茎節のカタチ。
(5)花や果実の特徴。
…の全部が出揃ってみないことには、最終的な結論は出せませんね。
今のところ…(2)(3)(4)に限って、個人的にはキリンドロプンチアに
近いかなぁ…という印象です。
2010/06/30(Wed) 01:55 | URL | ねこむら #-[ 編集]
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